入れ歯の歴史


意外なことにインプラントは、インカ文明のころから行われていたんです。           

メソポタミアやインカの文明が発祥して以来5000年以上もの長い間、
人々は抜けたところの歯の処置に試行錯誤して来ました。
そして骨に直接埋め込む方法、今で言うインプラントは、
その古代から行われていたんです。

そもそもインプラント治療の起こりは、いつなのかというと
インカ帝国時代のペルーでエメラルドの歯根が埋め込まれた
ミイラが発見されています。

中国やエジプトでは、象牙の歯が植えられた人骨が見つかっています。
古代ギリシャでは権力者が奴隷の歯を抜いて自分の歯の抜けたところに
埋めていたという記禄もあるようです。

古代ギリシャの、近代医学の始祖のヒポクラテスは
歯科治療にも造詣が深く、『歯の埋め込みもしていたのでは...。』
とも言われています。

古い時代は手術の技術も未熟であり、いろいろと不具合も多かったことは
想像に難くありません。

このため、もっと簡単に取り外しできる部分入れ歯のほうに利用が高まります。
そして近代に至って19世紀の頃まで
インプラントより入れ歯が主流になっています。

1950年代になるとチタンが使われるようになり、インプラントは
飛躍的には発展ました。
チタンはインプラント治療にはとてもマッチングした
素材だったんでしょうね。

一方、日本での入れ歯事情はといいますと...

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日本での入れ歯事情は、

部分入れ歯では弥生時代のものとされているものが発掘されています。

総入れ歯ということになると、ヨーロッパより古い時代のものが
日本に残っています。
それは16世紀の尼僧が使っていたものです。つげの木で作られた木製で、
木床義歯(もくしょうぎし)と言わています。

形状は現代の入れ歯にかなり近く、口のなかの粘膜に吸着させて使う
という方法も現代と共通しています。

製作したのは、主に木造を彫る仏師だったと言われています。
日本で作られた木床義歯の最大の特徴は、
『木床義歯を使って物を食べられた』ということでヨーロッパの入れ歯より
はるかに優れたものだったようです。

西洋の入れ歯はバネで上下に突っ張って固定するというもので、
食事などができるものではなく、主に装飾品としてだけの
役割だったようです

しかしながら、西洋で発明されたゴム製の義歯床を使った入れ歯が
明治の中期以降に日本に入ってきました。

それを境に木床義歯は姿を消して行きました。

昔も今もいつの時代の人々にも、歯を失ってしまっても、
食事をしたりするなどの機能や、
美しさを取り戻したいという欲求はあったんですね。

そしてその願いが入れ歯の進化を支え発展させてきたのですね。

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